
すると血が冷えるような感覚がして、頭が澄んできた。
明鏡止水というのはこういう心境なのだろう。
そのまま感情を一切交えず、夫に相談した、
私
「トメさんが昨日は私のつけ爪を勝手に捨てた。
これはよかれと思って捨てたのかな。」
夫
「(ただならぬ雰囲気を一瞬で察する)・・・
ええと、お袋は何かわからなかったんじゃ」
私
「フム。わからないものは捨てていいんだ」
夫
「・・・お袋には俺からよく言い聞かせておく」
この後トメに
「嫁が怒っているからやめてくれ」と言ったと推察される。
トメ
「ちょっと嫁子さん。あなた息子ちゃんに何を言ったの」
私
「トメさんが私の私物を捨てることについて聞きました」
トメ
「いらないものばかり集めてるから掃除してあげたんじゃないの!」
私
「いるかいらないかは持ち主の決めることでしょう。」
トメ
「親に向かってなんて口の聞き方!」
私
「(遮って)ごまかさないでください。
人のものを勝手に捨てて開き直るのとそれに抗議するのと
どっちが非常識ですか。」
トメ
「だからガラクタを捨ててあげ(以下ループ)」
さすがというべきか、トメは夫と違って
こちらの静かな殺気を全くものともしない。
会話が通じない。
だから、ああもう仕方ないかな、と思った。
687 :2/3:2007/08/07(火) 12:51:29 0
夕方、帰ってきた夫に両者ともあらいざらい話す。
語り口の温度差がすごい。
もちろんトメは私の言うことについて
「息子ちゃんは仕事で疲れてるの!黙ってなさい!」
と遮り、自分だけペラペラ喋ることを忘れない。
ここで、天の助けか運命か
その日の夫は違った。
母親大好きな年齢なのにここまで言うなんてよっぽどだよ 主に同情してる人、同情心は…