
769:名無し:14/09/27(土) 22:29:34 ID:8O86ZE79x
私とA子は、へたり込んだまま茫然としていたんだけど、
私はさっきの男が誰だったか、一生懸命考えていた。
母の男は次々変わって、
年も職業もいろいろだったけど、
まあどれもろくでなしだった。
でも母の男たちの年齢よりは、かなり若かった。
まだ30代中くらい。
それにろくでなしたちは、あんな幹部的な人ではなく、
チンピラ程度の下っ端ばっかり。
私の実父も、いわいる「鉄砲玉」かなんかで、
刑務所に入っている間に生まれた。
祖父母が認知すると前科者の娘になってしまうと、
わざわざ認知しなかったような男。
やっと動けるくらいに落ち着いてから、
私は玄関の鍵をかけに行って、なんとなく、
ドアを開けたらその男が廊下に立ってた。
ビックリしたけど、怖くなかった。
顔をじっと見てたら、男が玄関に入ってきた。
男は玄関からは上がらなかった。
台所には足跡がいっぱいあって、
男はそれを見て、眉をぴくって動かした。
変なもんで、その眉毛で、
記憶がぱーっとよみがえった。
男は、義兄でした。
義兄と言っても、
幼稚園から小学校の低学年くらいの間、
母と暮らしていた男の息子で、
私も同じ苗字を名乗っていた気がするので、
たぶん義兄だったんだと思う。
当時義兄は高校生くらいで、
原色のTシャツと、ボンタン?
ふっとい学生服ズボンの印象がある。
学ランも長くて、膝くらいまであった。
770: ↓名無し:14/09/27(土) 22:33:50 ID:k7tEh8XCU
>ドアスコープで外を見た。
>玄関の前にいた男と目があった。
>閉めてあったふすまが開いていて、男が二人立ってた。
もうちょっと、もうちょっと真面目に作ろうよw
吹いてしまったw
2771: ↓名無し:14/09/27(土) 22:52:43 ID:LKf2a5zC1
>>770
ふすまは寝室の部屋のでしょ
母親大好きな年齢なのにここまで言うなんてよっぽどだよ 主に同情してる人、同情心は…