
私
「そういえばコトメちゃんも、
こうやって私が流産したとき慰めてくれましたよね。
しばらく夢に見ちゃうくらい嬉しかったなぁ~」
コトメ
「ごめんなさい…」
私
「ええっと、『前から使えないと思ってたけど、子供もちゃんと産めないんですね』」
コトメ
「…(俯いて泣き出した)」
私
「うんと、『子供もちゃんと産めない女なんて女としての価値もないし、
さっさと別れたらどうです? 』」
私
「それから、『そうやって情に訴えて、悲劇のヒロイン気取りですか…
今後の参考の為にどうなってるのか知りたいし、
お腹の中身見せてくれませんかぁ?
あ、あまりにも居心地悪いから、
赤ちゃんも早めに出てきちゃったのかも! 』でしたっけ? 」
コトメ
「うぁあっぁあああ(号泣)」
優しいコトメちゃんのことだから、
当時の私に感情移入して感極まちゃったのかな?
思い出話はまだまだいっぱいあったんだけど、
病人に無理させちゃいけないし、
ちょうど看護士さんとトメさんが戻ってきたので
最後に一言かけて帰ってきちゃいました。
私
「ふふふ、因果応報っていい言葉ですよね! あ、また来ますね! 」
帰宅後、旦那とトメさんに何故かすっごく叱られたけど、
ちゃんと説明したら土下座して喜んでくれました。
いいことするって気持ちいいね!
生まれてくる子の為にも、嫌な事は早く忘れて頑張らないと!
母親大好きな年齢なのにここまで言うなんてよっぽどだよ 主に同情してる人、同情心は…