
じゃあここらでちょっとうちの話でも。
私はウトとどうも反りがあわなくてさ。
ウトは典型的な亭主関白。
対する私はカカア天下の家庭で育ったこともあり、
父親を敬え奉れ的な思考とは一切無縁。
父が毒親なのもあって、尊敬の念も薄くて。
だからって父もウトもぞんざいに扱ってきたわけではないんだけどさ。
でも、ウトの言うことにハイハイと従わずに
納得行かないことには口答えしたりしたことなんかが
ウトは気に入らなかったらしい。
で、ある日ウトと私との間に決定的な亀裂が。
子育ての意見がかみ合わず、ウトがキレてわたしに手を上げたんさ。
私は当時生後3ヶ月の赤を抱いていたので、赤ごと吹っ飛ばされた。
母親大好きな年齢なのにここまで言うなんてよっぽどだよ 主に同情してる人、同情心は…