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17歳になったばかりの高校生の時、エネ夫父に目をつけられ騙されて結婚。義父の秘書さんに助けられた。

time 2022/05/31

17歳になったばかりの高校生の時、エネ夫父に目をつけられ騙されて結婚。義父の秘書さんに助けられた。

864 :3:2010/04/21(水) 18:57:20 0

翌日買い物をするように言われたんだが、家政婦じゃなく
なぜか義父の秘書さんが一緒に行くことに。


駅前の商店街までついた時に秘書さん(女性)がいきなり
「今から私、自分のものを買います。だからあなたを見張りません。
で、私の足下に何が落ちてても拾いません。
誰かに拾われたらそれは拾った人のものです。」
と言って、わざとA4くらいの封筒を落とした。


なんだかよくわからなくて、拾ってなんとなく中を見たら
見たことも無いような札束と書類が入ってた。


どうしていいかわからない私に、秘書さんはもう一枚紙を落とした。


それは弁護士の名刺だった。
「これは独り言ですが、うちの上司の家のお嫁さんは
何もしていないのにひどい目にあってきましたから
これからは幸せになって良いんです。
その弁護士はこういった案件に強い人間です。
それとそのマンションは私個人の資産ですが、最近管理に行く暇がなく
誰かが住んでいても多分私、分からないと思います。」


私はバカだから、何を言われてるのか分からなかったが、
秘書さんがにっこり笑って、しっしっと追い払うようにしてくれたのを見て
もうそれからは後ろも見ないで走って駅へ行き、電車に飛び乗った。


記憶の隅っこにあった姉に連絡を取ったら、姉が泣いてた。


もう死んだ物と思えと毒父に言われてたんだと。

865 :名無しさん@HOME:2010/04/21(水) 18:58:23 0

紫煙

866 :4:2010/04/21(水) 18:58:57 0

最後。

それから秘書さんが紹介してくれた弁護士と相談。


警察に訴えられる案件だったが、私がまだ未成年だったこと、
今よりもずっと被害者の立場が軽んじられる時代だったこともあり、
報道などで簡単に顔写真や名前が出ると私の未来に傷がつくということで
かなり高額の慰謝料ぶんどって示談にした。

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